予知夢の謎 2

夢に見たことが現実に起こる「予知夢」は不思議な現象ですね。

しかし、それはなんら不思議な現象ではありません。

思ったことが実現する、願望実現の原理と同じです。

例えば、旅行に出かけようと思った結果として、旅行に出かけます。

何事も最初は思いから始まります。

夢の世界は無意識の働きです。

人の行動は無意識に思ったことを現実化させます。

夢に見たことを覚めてから現実化させているだけです。

それからもうひとつ、火事の夢を見たとしましょう。

起きてから火事に出会ったら不思議に思います。

そこには何の因果関係もないからです。

この現象も同じ説明がつきます。

人には誰にでも予知能力があります。

人間は未来に起こる出来事をなぜ知ることができるのでしょうか。

その前に未来とは何か?

それは人間の脳が時間を認識しているからです。

過去と未来の違いはなんでしょうか。

過去も未来も人間の記憶を再現しているに過ぎません。

過去の記憶と未来の記憶は何の差もありません。

どちらも人間の脳内の記憶に基づいた想像です。

物理学的には時間は存在しているだけで流れていないのです。

脳が時間の流れを認識しているだけです。

未来とは脳内にとって今のことです。

明日(未来)のことを「今」思っているのです。

人間の脳は一瞬にしてすべての現象を理解する超意識が備わっています。

無意識の世界(夢)で火事が起こることを知っているのです。

特に眠っている間は、人々の意識が共鳴しあってつながっています。

夢の世界は現実の世界と密接につながっているのです。

さらにすべての現象はお互いにつながりあって、大きな波のように

動いています。

その大きな波のことを意識場と呼んでいます。

現実の世界を夢の世界に持ち込み、夢もまた現実の世界を創っているのです。

眠りの世界を疎かにしてはいけません。

あなたが現実に経験したことを夢で見て、夢で見たことを現実化させているのです。

夢は意識でコントロールできません。だから予知夢を意識的に起こすのは

難しいことです。

それなら逆に覚醒している間の意識をコントロールしてやるのです。

これが「引き寄せの法則」の原理です。

夢を叶えるための原点です。

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