ツキを呼び込む潜在意識の魔法
人間は思ったことをなんでも実現させる能力を持っています。
しかし、実際には「思っても」なかなか願いが叶いませんね。
それはなぜでしょうか?
それは人間には無意識(潜在意識)という意識があるからです。
「無意識」とは一体どんな意識でしょうか。
ここで意識と潜在意識の関係を整理しておきましょう。
■潜在意識は自動制御装置である
あなたが自分の人生に明確な目標をもったとき、目標に必要なもの(人、もの、金、情報)は意識が自動的に選択するようになります。
それらの情報が無意識という潜在意識で組み合わされ「ひらめき」として、ある日突然に意識にあがってきます。
「ひらめき」はアイディアとして熟成しながら現実化の方向に動き始めます。
「すべての富はアイデアから」と成功哲学を説いたナポレオン・ヒルもいっています。
人の思いはイメージとなって心に浮かび、やがて行動と結びついてきます。この一連のプロセスは意識することなく自動的に行われます。
潜在意識は自動制御装置なのです。
潜在意識は思ったことを実現させる自動制御装置なので、失敗を思えば失敗を実現させるし、成功を思えば成功を実現させてしまう装置です。
あなたが「◯◯の夢を叶えたい」と思ったとしましょう。
意識の方向性が決まったわけですね。
ところが、「でも自分には無理かもしれない」とどこかで思うと、方向性がぶれてしまします。
ちょうど車のアクセルを踏みながら一方でブレーキを踏んでるのと同じ状態です。
この状態で「夢を叶える」のは難しいですね。
人間の心は目的論(すべてものごとは目的に向かって起こっているとする考え方)に基づいて動いていると心理学者ユングはいっています。
意識は車のハンドルと同じで、ハンドルを切った方向に進んで行きます。
進む方向が決まると、潜在意識は進むためのエネルギー(やる気)を生み出します。
やがて時間の経過と共に現実空間に現象(夢が叶う)として現れてきます。
この一連のプロセスは自動的に起こります。
あなたの意識の方向性が、あなたの人生を決めているのです。