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シンクロニシティーの謎5

シンクロニシティーの謎5

シンクロニシティー(意味のある偶然の一致)が、神様からの贈り物であれば
贈り物をどうすれば手に入れることができるのでしょうか。

その贈り物は、あなたの人生を変えてくれるかもしれません。
人生の岐路には必ず「意味のある偶然」が働き、自分の人生を導いているからです。

日頃「ついてた、運が良かった」といっている現象です。

あなたの人生にも何度かそんな場面があったと思います。
そのときの心理状況は、強い目標意識を持っていたはずです。

人生に目標をもつとシンクロニシティーが起きやすくなります。

この世界は因果律で成り立っていることは疑う余地もありませんね。
ところがユングは非因果律の世界を提唱したのです。

ユングは東洋思想にとても傾倒していました。

釈迦は原因と結果のあいだに「縁」という見えないモノを想定しました。

「因」とは、物事が始まる「種」のようなものです。
ドングリは全てブナ科の果実です。だから、どんぐりから決して桜の木は育ちませんね。

猫 の 子は 猫で 、犬の子は犬です。
因果の法則は歴然としています 。

ところが、金持ちの人の子供は金持ちで、貧乏人の子供は生涯貧乏なのか。

そんなことはありませんね。
極貧から財を築いた人は万といます。

「毎日まじめに努力していれば、いつかは成功する」、そんな方程式はありません。

それは因果関係でないからです。

もちろんまじめに努力することは、善なる行為です。
それと同時に良縁に恵まれる必要があります。

種を蒔いても、太陽や水、肥料に恵まれなければ育ちません。
この太陽や水、肥料が「縁」というものです。

「因縁」には深い意味がありますが、ここでは仮にシンクロニシティとして解釈しておきましょう。

「縁」があったということは、「意味のある偶然」が起こったということです。
「良いことを思えば良いことが起こり、悪いことを思えば悪いことが起こる」

この「因果応報」によって人の運命は運ばれています。

それでは良縁に恵まれるにはどうすればいいのでしょうか。

それは、天(または潜在意識)に質問することです。

「どうすればいいのか」

「ポイントは何か」

「何が必要なのか」

これらの質問を発することによって、シンクロニシティーという形で答えがやってくる。
ひらめきや直感を通して意識に上がってくる場合もあるし、夢の中でヒントを得ることもあります。
また、人の出会いや環境の変化、ちょっとした偶発的な「縁」によって問題が解決されることもあります。

人生に夢や目標をもちワクワクしながら日々を過ごしていると、
あなたもきっと天から贈り物が届くに違いありません。

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