目標は未来からやってくる?
人は誰でも
こんな物が欲しい、あんな場所に行きたい、こんな仕事がしたい、お金も欲しいと
未来に夢を追いかけていますね。
それを手に入れるには具体的な目標がいります。
目標達成を目指す人の時間は当然未来に向かって流れています。
未来の目標は固定されていますね。しかし、時間は固定されていません。
目標に向かう状況は刻々と変化しています。
目標には一直線に行きません。
状況の変化に合わせながら右往左往しながら前に進みます。
当然、目標に達するまで時間がかかります。
そして途中で諦める人もいます。
ここで目標を手に入れるために、ちょっとした発想の転換をしてみましょう。
時間の流れを逆転して、未来から現在に時間が流れていると思うわけです。
物理学者は時間が流れているという根拠はどこにもないと言っています。
だから未来に向かってると考えても、未来がこちらにやって来ると考えても何ら問題がなさそうですね。
ものごとは相対的に存在しているので、視点を変えてみるのです。
ここで大げさに「相対性理論」を持ち出さなくても、ものごとの現象はいつも「相対的」に動いています。
現在の自分から目標を眺めるのでなく、未来の自分から現在の自分を眺めてみるのです。
「相対的」とは、自分の立ってる位置によって景色(速さや方向性など)が違って見えます。
新幹線に乗り自分がじっと座っていても東京駅に着きます。
しかし、外から眺めている人にとって、新幹線は弾丸のように前(未来)に進んでいます。
サッカー選手の蹴り上げたボールはゴールの方向に遠ざかっていくように見えますが、
ゴールキーパーから見ればボールは近づいて来ているのです。
未来の目標が近づいてくる(未来から現在に時間が流れている)という発想に立つには目標を手に入れた自分が現在の自分に近づいてくるという発想です。
自分の意識が目標と一体になっていることですね。
視点を変えてみると景色が違ってきます。
目標に達する道のりが状況の中で瞬間に判断できるようになります。
ちょうどゴールキーパーがボールの動きに合わせて移動するのに似てます。
慣れるまでは頭が混乱するかもしれません。
人の意識は立ってる位置によって変化するものです。
人間関係の中で「自分が変われば相手も変わる」とよくいわれますが
立ってる位置が変わらない限りその真の意味がわかりませんね。
そんな人は「変わるべきは相手であって、何で自分が変わらなければいけないのか」と反発さえ感じています。
単眼でしか見えない人に何を言っても理解されません。
相手が変われば自分も変わったという事実があるにもかかわらず。
未来の自分が現在の自分を変えるために、目標達成が早くなると言うわけです。
このことをいとも簡単に説明すると
目標をありありと鮮明にイメージ化して、潜在意識にプログラムすると
潜在意識はプログラム通りに目標を現実化させます。
実現の過程において不思議なことが起こります。
それは「シンクロニシティ」という現象です。
自分の想いと現実が妙に一致してくる現象ですね。
こうして目標までの時間が短縮されるのです。
シンクロニシティもまた潜在意識の働きで起こっています。
別の表現をすると
「心に描いた夢は必ず実現する」と。
「あなたの人生は自分の思い通りになっている」と。
さらに短縮すると
「思えば叶う」ということになります。
そう、思えば叶うのです!
実は私自身も20代後半から、このような方法をみつけて数々の夢を実現してきました。
だから実線に沿ったセミナーを開催することができたのです。
今度はあなたの番ですね。