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人は周期の法則で動かされている

人は周期の法則で動かされている

呼吸は正常な状態では一分間に18呼吸
一日の体内時計は25時間
夜になると朝になる
それが一週間、一ヶ月、一年と繰り返しています。

いうまでもなく、当たり前のことですね。
この周期のスケールをもっと広げて、百年、千年、一万年単位で眺めてみるとどうなっているのでしょう。

もっと宇宙サイクルまで拡大しても一定の周期を持っていることが分かります。
分かりにくいのは、その周期と人間社会の文明や経済活動とどのように絡み合っているかということです。

専門家の間でも科学的に研究されたものは無いに等しい状況です。
もちろん断片的には研究されています。
それをトータルに世間に発表した科学者は、私の知る限りではいないような感じです。

周期から編み出された、九星学、陰陽論、占星術、十干十二支など科学者にとっては、まともな研究対象にならないからです。

何とか統計学で処理される程度のもので科学的な裏付けはありません。複雑系の研究などで将来はある程度解明されるかもしれません。

私は長年にわたり東洋思想に興味を持ち自分なりに物事には周期があることを直感的に感じてきました。
太陽の黒点は11年周期で起こっているし、満月や新月に交通事故が多発していることも衆知の事となっています。

私は特に文明の周期や国家の衰退周期に興味を抱き、当たらずとも遠からずという結論に至っています。

世界で起こった南北戦争の80%は北が勝利している現実は偶然でしょうか。
そして、過去に栄えてきた国々が西へ西へと西進しているのも偶然でしょうか。
覇権国もローマ帝国からスペイン、ポルトガル、フランス、オランダ、イギリス、アメリカと100年から200年の周期で西進してきました。

この周期の延長戦で考えると、次はアジアの時代になることが予測されます。
今や現実にそのような動きになってきました。

我が国日本はその最先端にいることになります。
経済的には中国が飛躍的に国際社会の表舞台に登場してきましたね。

周期的に未来を読み込んでいくと、中国、韓国、日本、アメリカがキーワードになります。

ここで東洋の智慧である「陰陽論」を持ち込み未来を洞察すると、また違った景色が見えてきます。

地球上には西洋と東洋の二大文明が発生しました
それは自然環境の違いから生まれてきたのでしょう。

ヨーロッパなどの自然環境は厳しく日照時間も少ないので、自然と共生することなどできないわけです。
どちらかといえば自然は恐ろしい存在です。

一方、アジアなどは自然の恩恵を受けながら生活しているので、自然と共生する考え方が優先されるようになるのはごく自然ですね。

とりわけ日本などは四季に恵まれて、情感も豊かになり、自然は神的な存在になり得たのです。

この東西の文明が800年周期で波打っていることを村山節(歴史学者)が発見しました。(文明800年説)

文明800年説から観ると、1995年あたりから東洋文明にシフトしている感じです。
さらに、西進してきた覇権国もアジアに移りつつあります。

西洋文明から東洋文明に移行する時に、中間点の中東を経由します。
そこで次のキーワードは、イランとイスラエルです。

話をまとめると、「中国、韓国、日本、アメリカ」と「イラン、イスラエル」との関係がどうなるかを読み取れば未来社会が見えてきます。

その謎解きの鍵は「インターネット文明」の幕開けです。

2014年は「終わりの始まり」の元年となるに違いありません。

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