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できる、できないは、過去の記憶データで決まる

できる、できないは、過去の記憶データで決まる
新しく何かを始める時はだれでも不安がありますね。

その時の心の反応は人によって違います。
1「できる」

2「できたらいいなあ」

3「できない」
という3つの反応です。
大半の人は2と3の反応です。
その反応は過去のデーターからやってきます。
過去に成功した体験の多い人は「1できる」と思うし、過去に失敗した体験の多い人は「3できない」と思ってしまうのです。
そして「2できたらいいなあ」と思う人は過去に何も行動してこなかった人です。
この3つの心の反応は、過去の体験記憶から出てきます。
恐ろしいのは、反応した通りの結果にになってしまうという事実です。
結果は能力の差ではなく心情の問題です。
そこで脳に蓄積された「できない」記憶を「できる」記憶に上書きしてしまうことです。
それでは、どうすれば上書きできるのでしょうか。
脳は実際の体験と想像の区別がつかないようになっています。
そこで疑似体験を繰り返すのです。

その方法として「自己暗示」や「自己催眠」「瞑想」などの方法があります。
自分でできない場合は「他者誘導」の力を借りることです。
人間の脳は進化の過程によって①生命維持 (脳幹 ) 、 ②感情 ・本能 (大脳辺縁系 ) 、 ③知的活動 (大脳新皮質 )の 3つに進化してきました。
上書きするのは ②感情 ・本能 (大脳辺縁系 )の部分です。
③知的活動 (大脳新皮質 )の

部分で変えようと思ってもなかなかうまくいきません。
今の自分は過去の体験によって作られたものなので、新しい自分に変えるためには、心(感情、本能)の開放が必要です。
開放するために勇気がいります。勇気が出せないのは社会の常識に縛られているからです。
本能や感情をむき出すことは社会的にタブーなので、心の中でブロックをかけてしまいます。
常識は没個性化の社会的縛りです。

時代が変われば常識も変わります。

また住んでいる国の文化が変われば常識も変わります。
所詮、人間も動物脳を持っています。

快・不快、好き嫌いに反応しています。
想像(イメージ)によって不快を快に変えてやるのです。
結局、自分が自分を変えようと真剣に思わない限り変わらないということですね。

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