人工知能の特異点
仮想現実の世界が間もなくやってきます。
仮想現実とは現実と仮想が一体となった社会です。
といってもイメージしにくいと思います。
今年はウェアラブル(身に付けるコンピューター)が進化する年になりそうです。
それらの機器を身につけて体験するしかありません。
2025年あたりで人工知能の特異点になると言われています。
人間の頭脳を超えるという分岐点です。
「集積回路上のトランジスターは18ヶ月ごとに倍になる」
これは有名なムーアの法則です。
コンピューターは人間の脳をモデルに日夜研究されています。
人間の脳細胞は140億個と言われ電気信号によって各細胞に情報を伝達しています。
人間の脳に匹敵するぐらいのコンピューターはできるのでしょうか。
量子コンピューターが開発されたと伝えられています。
量子コンピューターは人間の脳と同じメカニズムで機能します。
ムーアの法則から逆算すればあと10年で脳に達することになります。
たった10年と思われますがコンピュータは指数関数的に進化しています。
人類は農耕革命、産業革命を経て、これから第三の人工知能革命を迎えようとしています。
人工知能は想像を絶する社会をもたらすに違いありません。
それは「グローバルブレーン」といわれる地球規模での「意識場」の誕生です。
「意識場」は古来の日本文化の中にあります。
高度情報化社会は東洋文明に近づいていきます。
あと10年もすれば世界は東洋思想を中心とした精神文明の時代になることでしょう。