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「場」は意識の共鳴現象である

「場」は意識の共鳴現象である

宇宙はエネルギーの波(量子場)で、満ち溢れています。
最近の科学ニュースが「重力波」を検出したと物理学会は大騒ぎですね。

量子論は専門家でも難しいと言われている世界です。
ところが最近、一般の素人が「量子論」に関心を持ち関連書籍が
びっくりするほど売れてるらしいです。

難しいけど、人間の意識と大いに関係があるのです。

いよいよ「場の時代」がやってきました。

「場」を学ぶと時代を先取りすることができます。

人類社会は「軍事力」「経済力」「情報力」「政治力」の戦いです。

強者が弱者を支配するのは歴史的に証明されています。

もう一つの目に見えない「場」という妖怪が存在していることを忘れてはなりません。

「朱に交われば赤くなる」
「類は友を呼ぶ」
「似たもの夫婦」

ペットと飼い主が似てくると言われますね。

これらはすべて「意識の共鳴」現象です。

「意識の共鳴」は無意識下で起こります。

それを別の言葉で表現すると「意識場」といいます。
「場」とは見えない概念です。

人々が発する意識の共振、共鳴によって自然に生まれてきます。
人が集まると自動的に感情の共鳴現象が起きてきます。

情報化社会とは「意識の共鳴」社会です。

 ある組織(国家、会社、家庭、サークルなど)に属する個人の精神、意識の総体が
反映されたもの、それが「意識場」です。

文化、社風、雰囲気などは、「意識場」によって出来上がっています。

「場」はまるで生き物のように生成発展していきます。

ポジティブな人と一緒にいるときは、自分も自動的にポジティブな感情になります。
また、ネガティブな人といると自分もネガティブな感情に共鳴しやすくなります。

このように人間の集団や社会もまた「場」で動いています。

情報化社会は「場」の動きを読み取り、さらにコントロールできるようにならなければ
高度のマネジメントはできません。

場のマネジメントは「意識場」をコントロールする技術です。

★宇宙は「場」で出来ている

最近、脳の研究はずいぶんと進んでいますね。

でも、脳の働きはどこから指示が来てるのでしょう。
パソコンで例えると、パソコンが勝手に動いているわけではありませんね。
人間が操作して動かしているのです。

脳がスーパーコンピューターとすれば、脳は誰が動かしているのでしょうか。

それは「脳」という神経細胞の相互的、自律的な働きの結果です。
そこから目に見えない「場」が生じています。

この「場」が「心」です。
脳と心は全宇宙とつながっています。

量子と意識と関係がることを思い出してください。

「心」は宇宙の「場」として動いているのかもしれません。
そうすると「脳」に指令を与えているのは宇宙と言うことになりますね。

「場」とは不思議な現象です。

「場」とは非エネルギーで実体がありません。

ドーナツの穴のような存在です。

ドーナツの穴は「無」で実体がありませんね。

ドーナツがなくなれば穴も無くなります。

ドーナツ(有)と穴(無)は「分割不可能な全体」です。

宇宙が「場」なら実体のない「無」」ということになります。

「場」とは「分割不可能な全体」の現象といえますね。

ちょっと話がっ難しくなりましたね。

「相対性理論」も「量子論」も、この宇宙は「分割不可能な全体」であることを科学的
に説明しています。

そして科学は、ついに究極の「無」の研究に行き着いてしまったのです。

「無」とは何か?

「無」とは実体の無い現象であり、その現象のプロセスを「場」と呼んでいます。

電磁場、量子場、重力場などと呼んでいますね。

法華経は「一念三千」と呼び、華厳経は「一即多」と呼び、神道は「一神即多神」と
呼んでいます。

そしてお釈迦様は「色即是空・空即是色」の一言で宇宙の実体を看破しました。
老子は「タオ」を説きました。

科学と仏教はどこかで融合しつつあります。

それは西洋と東洋の融合でもあります。

今、ゆっくりと世界は東洋文明に折り返しつつあります。

「個即全」

ひとり一人の人間は全宇宙とつながっています。
昔の人がいいましたね。

「思いは天に通じる」と。(思いは量子に影響を与える)と科学者は
言っているのです。

★「場」を変えると運命が変わる

私たちは「運命」と「人生」という言葉を使い分けています。

✳︎「人生」とは、自分の意志でつくりあげていくもの

✳︎「運命」とは、人知の及ばない幸不幸の巡り合わせ

というふうに考えておきましょう。

「人生」を成功に導くには基本的な心構えを身につける必要がありますね。
基本的な心構えを説く書籍は書店で山積みになっています。

成功者の考え方や心構えを学び自分に取り入れようと日夜勉強しています。

ところが「運命」に関する書籍はさほどありません。
仮にあっても、占いや易の類です。

「運命」は自分の意志に関係なく起こる事象なのでつかみどころがありません。

実は「運命」は「場」の動きなのです。

人は生まれながらの「形の場」をもっています。
その「形の場」が集合的無意識の中で共鳴現象を起こしています。

ちょっと何のことかイメージしにくいですね。

桶の中の水を想像してください。(形の場)
一箇所動かすと全体が動きますね。(形の共鳴)

あなたの思いが集合的無意識の中で共鳴現象を起こし
他の人に影響を与えている現象です。

シンクロニシティも「場」の現象です。

生物学者パウル・カンメラー(獲得形質の遺伝で有名)は、何の因果関係もない偶然
が何度も連続して起こる事象を研究をして「連続の法則」と名付けました。

私たちの日常体験でも

「一度あることは二度ある、二度ある事は三度ある」という体験をよくしていますね。

この現象を「場の共鳴」と解釈すると世の中が違って見えてきます。
私が主催するセミナーでも時々そのようなことが起こります。

何年か前に参加者の誕生月を尋ねたところ、20名ほどの参加者の約半分
が7月生まれでした。

私も、ある日「南方」という珍しい名前の人に3度も会ったことがありました。
極め付きは、その日自宅に帰り何気なくテレビにスイッチを入れると
「南方熊楠特集」の番組をやっていました。

これらの現象はある「形の場」の「形の共鳴」と解釈できます。

この現象を自分の人生に置き換えてみると、
人は誰でも自分独自の心の「形の場」を持ちながら、自分の身の回りに起きる
現象を引き寄せていることになります。(引き寄せの法則)

簡単にいうと同じようなことが自分の人生に何度も起こってくるということです。

それが「シンクロニシティ」を引き起こしたり、ツキを呼び込む現象となって
現れているのです。

この「形の場」を私は「意識場」と呼んでいます。

それでは「意識場」を変えるにはどうすればいいのでしょうか。

人生に目標を持つと目標に合わせた「意識場」が変わります。
「意識場」が変わると自分の環境が変わり出会う人も変わってきます。

仏教の教えでは因縁が変わるわけです。

そして数々の「運命の出会い」が人生を変えて行きます。

結論を急ぎましょう。

人生に目標を持ち、セルフイメージを高め、運命の出会いを活用することです。

自分の人生を変えるには「形の場」を理解して変えることです。

「形の場」を別の言葉で「運命」と呼んでいるのす。

人生と運命は一体です。

自分の人生は他人の人生と「場」の中で絡み合っているのです。

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