成功は外に向かっているが、幸せは内に向かっている。
成功に向かう人は幸せではないし、幸せに向かう人は成功しづらい。
言葉は行動につながります。
言葉は観念を伴い、観念は行動を伴う、言葉が違えば方向性が違ってくるのです。
それでは成功と幸せは矛盾しているのか、そんなことはありません。
本来成功と幸せは同じものです。
幸せになるために成功するのであって、成功するために幸せを犠牲にすることありません。
現代人の成功の定義は、ビジネスを成功させて富と社会的地位や名誉を得るということが中心になっています。
一方幸せは定義などありません。あくまで各人の内面的な心の満足です。
成功は客観的な物差しですが、幸せは主観的な物差しだからです。
内面的な幸せは人間的成長と関係があります。
心の成長がないと、何事にも不満が付きまとい幸せ感がありません。
やはり外的な成功と内的な幸せの調和がとれていることです。
この方向性が間違っていると、成功しても幸せになれないし、幸せになっても、もっと成功したいと不満が募ってくるものです。
しかし、今幸せな人はリスクを負ってまで成功したいと思いません。
成功したいと願っていても、今の幸せを崩したくないのです。
あなたが成功者であれば、幸せを考え、今幸せであれば成功を考えて調和させることです。
日本人は感性豊かなので成功を望むより、幸せを望む人が多くいます。
しかし、成功もまた幸せの要素であることを忘れないように日々精進したいものです。
成功と言っても身の丈にあった成功という意味です。