自分を変える小さな一歩
人は誰でも「もっと素晴らしい自分」に変身したいと密かに思っています。
そこで何だかんだとやってみたが、どれも上手くいかない、そんな経験をされたはずです。
長い間つきあってきた自分自身を簡単に変えれると思うこと自体に無理があります。
それは頭で考えていることと、行動は別物だからです。
別の言葉でいうと「意識」と「潜在意識」は対立しています。
人前で話をすることが苦手な人がいきなり話せるようになるにはある一定の訓練がいります。
どんな訓練かといえば、人前で何度も話をするという「繰り返し反復」をしなければなりません。
「繰り返し反復」できるぐらいなら話ができるということになりますね。
ということは「繰り返し反復」もできないのです。
これはパラドックスですね。
これを解決するには、最初の一歩を小さくすることです。
まず一人の人の前で話をする、これならできます。
一人に慣れたら二人、三人と数を増やしていきます。
このように、最初の一歩を小さくすることです。
片付け物が苦手な人は、まず目の前のものだけを整理します。
読書が苦手な人は、毎日一ページだけ読むことにする。
それもできない人は、曜日を決めて一週間に一度だけ小さな一歩を踏み出してみる事です。
それもできない人は、最初からやりたくないひとです。
これは「やりたい」がどうしても続けられない人のための小さな一歩です。
もうひとつ決め手の技があります。
小さな一歩を踏み出している自分を「イメージ」することです。
「イメージ」は対立している「意識」と「潜在意識」を仲良くさせる働きがあります。
イメージは映画のように鮮明に出る必要はありません。五感を伴う想像だけで充分です。
さあ、今日から実験してみてください。
一ヶ月ほどで、あなたは素敵な自分に変身しているはずです。