それでも時間は過ぎて行く
「泣いても笑っても一生は一生」
この言葉の解釈が人によって違うのが面白い。
「何もやっても大差ないなら好きなように生きよう」
「それなら泣く人生より笑う人生にしたい」
「人生なんて一瞬の瞬きにすぎない儚いものだ」
などと人様々です。
私の解釈は
「どこで何をしても、時間は平等に過ぎて行く」と思っています。
自分のおかれた状況に関係なく時間は刻々と過ぎ去って行きます。
私が時間の話をする時は、いつも電車のたとえ話をします。
電車内の空間を自分の人生だとすれば、車内で食事をしょうが、読書をしようが、はたまた喧嘩をしていても、電車は目的駅に向かって走り続けています。
車内の出来事など一切関係ありません。
この電車が時間です。
自分が何をするかに関係なく、時間は終着駅である「死」に向かって進んでいます。
そうすると、過ぎ去る「時間」に関係なく、車内(空間)でどう過ごすかが大切ですね。
人生を「時間」でなく「空間」を中心に考えたら、また違った生き方ができるのではないでしょうか。
「何時するか」でなく「何をするか」ということです。