陰陽から観た「人生設計図」1
建築物には必ず「設計図」が必要ですね。
逆にいえば設計図なしで建築物を建てることができません。
同じように、人生を上手に運ぶためにも「人生設計図」が必要になります。
私はすべての現象を東洋思想から観るクセがあるので、当然ながら自分の「人生設計図」も東洋観にそって作っています。
特に東洋思想の根底に陰陽五行説がしっかりと根を下ろしています。
陰陽論をヒントにしての「人生設計図」づくりは慣れないと難しいかもしれ ません。
今回はそんな視点を変えた「人生設計図」づくりをお伝えしたいと思います。
人生は自分の時間空間を如何にデザインするかということです。
そこで東洋思想の陰陽から発想してみましょう。
その前に、陰陽論に慣れてください。
時間は=陽(求心力)
空間は=陰(遠心力)
時間は感覚なので、時間の流れは人によって違います。
過去=陽(見える・求心性)
未来=陰(見えない・遠心性)
現在=中庸(色即是空・空即是色)
陰陽の法則その1
「陰極まって陽となる」
陰陽の法則その2
「陰陽は絶えず変化している」
陰陽の法則その3
「陰は陽を制する」
これらの陰陽の法則に照らし合わせて「人生設計図」
を作って行きます。
まず、法則3「陰は陽を制する」から入って行きましょう。
未来は陰の現象です。陰は遠心性(広がり)なので
未来には無限の可能性がると考えていいでしょう。
その無限の可能性から自分のやりたい目標を決めることです。
これに法則3を当てはめると
「目標は過去を制する」ということになります。
分かりやすく説明すると、人生は未来の目標にそって現在が動いているということになります。
そう考えると、時間の流れが「未来」から「過去」に流れていることになりますね。
この発想は従来の因果律がひっくり返ります。
つづきは次回にお話します。