「思えば叶う」
現在の脳科学は、人間の心は脳の複雑な神経ネットワークの働きで生じているといっています。
もっと簡単にいえば複雑な電気信号で動く機械だと言っているのです。
しかし、脳の中に「私」が「私」であるという認識する部位は見つかっていません。
「私とは何か?」
この問いかけは何千年昔から謎に包まれたままです。
「汝自身を知れ」ソクラテス
「我思うゆえに我あり」デカルト
哲学者たちは、この問いかけに挑戦してきました。
はるか昔、バラモン教では「『私』は、私自身を認識できない」と看破しました。
「脳が脳を解明できるのか?」
という素朴な疑問が湧いてきます。
釈迦に至っては、「私などない」と無我の境地を説いています。
聖者がたどり着いた究極は「空」であった。
ここから洞察すると「脳の中に心は存在しない」という
ことになります。
肉体(脳)は閉じた系の中だとすれば、心は無限の宇宙に
つながっている開かれた系といえそうです。
「思いは万物を動かす」といっても、あながち間違っていないかもしれません。
まず、思い信じることです。
夢を叶える原点はこの「思い」のなかにあると思いませんか!