「自分の何を信じるのですか?」という質問
もっと「自分を信じなさい」と、誰かに言われたことがありませんか。
何度も聞かされる言葉ですが、なぜかいつの間にか頭から消えています。
いつも通り過ぎてしまう言葉です。
それは、自分の何を信じるのか明確でないからです。
それを説明する前にこんな言葉があります。
「自分を知ることは宇宙を知ることである」
「人間と宇宙は一体である」
「人間は小宇宙」
「人間は宇宙の法則とともにある」
「無為自然」
「神人一如」
「汝自身を知れ」
古代の哲人たちの言葉は他にもたくさんあります。
自分を信じることは宇宙の法則を信じることです。
自分の中の潜在意識は宇宙の法則で動いているということです。
「偉大な宇宙の法則にそって生きて行きなさい」と諭しているのです。
潜在意識のことを宗教家は神と呼び、科学者は宇宙の法則と
呼んでいるのです。
「自分を信じる」とは、自分の中にある「潜在意識」を信じるという
意味です。
信じるためには、潜在意識の何たるかを知る必要がありますね。
「汝自身を知れ」と、哲学者ソクラテスはいみじくもいっています。
「自分を信じる」ことはたやすいことではありません。
だからみんなそれなりに自己研鑽して自分を磨いているのです。