不思議現象の解明
人が不思議に思うのはどんな場面でしょうか。
○常識ではあり得ないことが目の前で起こった時。
○科学的に説明ができない現象が起こった時。
大枠ではこんなところでしょうか。
常識は人によって違います。
当たり前のことでも自分の知らないことが起こると
誰でも不思議に思います。
日食現象は誰も不思議に思いませんが、科学で解明される前は太陽が消えて行くのは不思議を超えた恐怖の現象でした。
今でも科学で解明されていないことなど万とあります。
これらを前提として、世間一般で言われている
「不思議現象」は大概説明がつきます。
人間の脳は進化の過程で錯覚を受け入れるように
出来ています。
その錯覚や思い込みを利用してエンターティメント
にしたのが手品やマジックです。
プロのマジシャンは素人相手ならいとも簡単に
不思議の世界に引き込むことが出来ます。
科学者でも例外ではありません。
科学者とて人間であり、人間である限り錯覚や幻覚が起こるからです。
魔法使い(まほうつかい)とは、魔法、妖術、幻術、呪術などを使う者たちのことをいいます。
我が国の忍者はその道の専門家でした。
それは戦いに勝つために敵を欺く高度な技術でした。
今流で言うと、忍者は当時の科学者の集団であったと
言えます。
ロストテクノロジーは古代の知恵を現代に蘇らせた
数々の技をセミナーで披露しています。
その中で「不思議体験セミナー」と「魔法教室」はどう違うのですかという質問を受けます。
「魔法教室」は人間の錯覚のカラクリを学び実社会で
応用できるようにしています。
「不思議体験セミナー」は、自ら不思議現象を体験して自分の固定観念を破ることを目的にしています。
ふたつとも厳しい現代社会を生き抜くための知恵を習得するためです。
世の中は錯覚、幻覚で溢れています。
錯覚、幻覚は悪いことではありません。
人間が生き延びるために脳が進化した産物です。
しかし、悪用すれば「オレオレ詐欺」のような騙しに会うことになります。
世界中で語られている「不思議現象」のほとんどは
錯覚やマジックの世界です。
しかしながら、本当の不思議世界も存在していることは確かです。
それは不思議と言われている現象の1%ぐらいだと
思われます。
「不思議体験セミナー」は今年で終了したいと思います。なぜなら今では不思議でもなんでもない世界になったからです。
それでも知らない人にとっては脅威ですね。
でも、私たちはロマンに生きたいですね。
不思議は不思議で解明されない方がロマンがあります。
地球が動いているのを知っていても、太陽が昇り
沈み行く夕日を眺める方が幸せです。
でも、地球の周りを太陽が回ってると信じるのは
危険ですね。
知識と感覚は別のものです。
両方のバランスを取らないと、これから起こる
「仮想空間の時代」に適応できなくなります。
仮想空間とは人間の脳の錯覚を利用したコンピュータ技術です。
未来社会は「不思議の世界」となることでしょう。