信じ続ければ願いはかなう
「水が欲しくなったので、コップに水を注いで一気に飲み干した」
この出来事を不思議に思う人はいないでしょう。
「世界一周旅行がしたくなったので、鞄に荷物を詰め込み出かけることにした」
この話を聞いた人は羨ましく思うかもしれません。
「水が欲しくなった」ことと「世界一周旅行がしたくなった」ことに何の違いがあるのでしょうか。
それは「信念」の違いです。
水を飲むのに「できるかな」と疑う人は誰もいませんね。
しかし、世界一周旅行は「できないかもしれない」と疑いが生じます。
世界一周旅行をいとも簡単にやってのける人は、「できる」と何の疑いももっていません。
「信念」とは心の状態です。
信じなければ何事も前には進めません。
世界一周旅行をいとも簡単にやってのける人も決して最初からできたわけではありません。
どんな障害にも負けずにやり遂げた結果為し得たのです。
最初から必ずできるという「信念」をもっていたのです。
「信じ続ければ願いはかなう」
コップで水を飲むように「できる」という「信念」をもつことです。
「夢がかなう」まで時間がかかります。
成し遂げるまでの時間は人によって違います。
ある人は数年、またある人は数十年かかるかもしれません。
結局、成功した人は成功するまでやり続けた人です。
「夢を持つ」ということは夢を実現させる力があるという証拠です。
人は最初から自分に不可能な夢は持たないものです。
自分のことは自分が一番よく知っています。
少しでも「そうなりたい」と思うことは、可能であるという潜在意識からのメッセージです。
だから自分を「信じる」ことが大切です。
「できないかもしれない」と疑いながらどうして夢がかなうでしょうか。
成功とは自分の精神状態で決まります。
最後にひとこと、もし死ぬまで成し遂げられなかったとしても、それはそれで充実した人生ではなかったでしょうか。
「信念」をもって生きた人に「失敗」などありません。
たとえ夢がかなわなかったとしても、その人の生き方は立派な成功者です。
「信念」を貫いて生きた人に誰が「失敗者」と呼べましょうか。
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