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夢を叶える「エピソード記憶」

夢を叶える「エピソード記憶」
もし過去の記憶がなくなってしまったら、今の自分は誰なのか認識できなくなるに違いありません。
これはあくまで想像です。
なぜならそんな体験がないからです。
1年前の記憶、5年前の記憶、いや物心がつく幼児の頃から記憶があるから実体としての自分が認識できます。
記憶の中に「エピソード記憶」と言われる記憶があります。
まあ、簡単に体験記憶と思ってください。
この体験記憶はなかなか忘れないものです。
しかしながらこの「エピソード記憶」とて現在の自分の環境や気分によって編集されています。
勝手に心の中で過去の物語を作っているということです。
記憶は嘘をつくということですね。

でも自分で編集した記憶ですから間違ってるという自覚はありません。
脳は想像したことと実際の体験の区別がつかないからです。
過去でさえ書き換えてしまうのですから、未来を書き換えても何らおかしくはありません。
未来を書き換えるとはどういうことでしょうか。
未来を臨場感あふれるほど鮮明にイメージすることです。
それは未来の「エピソード記憶」となり、過去のエピソード記憶のように忘れることがありません。
しかも過去の成功体験が重なりますます強化されて、やがて現実となるのです。

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