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道なきところに道を作る

道なきところに道を作る
こんなところを想像してみてください。
もし自分があらかじめ決まっている運命という道を歩いているなら、何が起こっても全てを受け入れるしかありません。
ほとんどの人は運命の道など信じていませんね。
人生は自分で切り拓くものだと考えているからです。
しかし何をやってもうまくいかない時、人は「これは自分の運命なのか」と思い悩みます。
運命は決まっているのか?
私は時々、こんな風に感じることがあります。
あらかじめ決まっている運命の道が無数に存在していて、どの道を選ぶかは選択可能なのだと。
また、このように思うこともあります。
決まっている運命の道に逆らい、道なきところに道を作ることがきっとできるはずだと。
あなたならどう思うでしょうか。
「自分の人生は自分で切り拓くもの、運命など存在していない」
誰でもそう信じたいですね。

そう思わないと人生など無意味だからです。
でも、それはほんとうでしょうか。
運命は人間の感覚かもしれません。
私たちの脳は左脳と右脳の分業体制で機能しています。
運命は右脳の直感や情感から感じているのかもしれませんね。
左脳優先型の西洋人はあまり運命など信じていません。
どちらかといえば東洋人の方が運命を信じる傾向にあります。
人生の目的とは何か?
自分は何のために生まれてきたのか?
人は自問自答しながら人生という道を歩んでいます。
お釈迦様は、その問いかけに明解な答えを示唆してくれています。
しかし仏教は難解です。
私たちは、道なきところに道を作り明日に向かうしかありません。
それこそ、すべての人に与えられた運命なのかもしれません。

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