人間だけが持っている「想像力」の使い方
人間は想像が出来る唯一の生き物です。
喜びも苦しみもこの想像から生まれています。
想像には時間は関係ありません。
過去も現在も未来も飛び越えてどんなことでも想像する
ことができます。
何かを想像していると、嬉しくなったり悲しくなったり
してきますね。
そうです。想像したことによって感情を呼び起こすからです。
感情は自律神経に影響を与えます。
怖いことを想像すると心臓が高鳴り血圧が上昇します。
また、ワクワクするような場面を想像すると、お腹の底から
活力が湧いてきますね。
このように想像することによって、実際に体験しているのと
同じ生理的反応を引き起こします。
この想像力があるからこそ、映画やドラマを見ても感動できる
わけです。
しかし、人によって想像力に違いがあります。
臨場感に溢れまさに今体験しているような感覚になれる人と
なんとなくそんな感じがするという程度の鈍い人もいますね。
この想像力と集中力は一体です。
集中力の弱い人は、想像力も弱いものです。
想像力があるからといって喜んでいるわけにいきません。
思考がマイナスに向きやすい人は、豊かな想像力のために
大きなダメージも受けることになります。
俗に言う「心配性」の人です。
ちょっとした些細なことにも、まるで天地がひっくり返ったように
心配するものです。
想像力に欠けてる人は、大変なことが起こってるにもかかわらず
ノー天気です。
そこで、想像力の豊かな人は心をプラスに持っていく習慣を
身につけることです。
想像力に欠けている人は、音楽を聴いたり瞑想をしたりして
右脳を鍛えることです。
また前回話した「集中力」を磨くことです。
この人間だけに与えられた想像力を何に使うかが大切です。
想像力はもろ刃の剣です。
使い方を誤ると人生を潰すことになりかねません。
想像力は生理的反応だけでなく、実は不思議な超意識につながって
いるのです。
この辺りはまた次回にお話ししましょう。