不思議な予知夢
覚醒している時と眠っている時の違いなどありません。
人間には無意識という意識層がります。
ほとんどの人はこの無意識の支配下にあります。
その無意識が一番活性化しているのが眠っている時です。
まさか眠っている時は脳が狂ってしまったと思う人など
誰もいませんね。
夢に見たことが現実に起こる「予知夢」は不思議な現象ですね。
どうして不思議に思うのでしょうか。
人の行動は無意識に思ったことを現実化させます。
夢に見たことを覚めてから現実化させているだけです。
これは思ったことが実現する、願望実現の原理と同じです。
- 例えば、旅行に出かけようと思った結果として、旅行に出かけます。
何事も最初は思いから始まります。
しかし、火事の夢を見て現実に火事が起こったら不思議ですね。
そこには何の因果関係もないからです。
火事だけに焦点を絞ると、そこに因果関係が存在しています。
調べればなぜ火事が起こったかという原因がわかるからです。
人には誰にでも予知能力があります。
人間は未来に起こる出来事をなぜ知ることができるのでしょうか。
その前に未来とは何か?
それは人間の脳が時間を認識しているからです。
過去と未来の違いはなんでしょうか。
過去も未来も人間の記憶を再現しているに過ぎません。
過去の記憶と未来の記憶は何の差もありません。
どちらも人間の脳内の記憶に基づいた想像です。
物理学的には時間は存在していないという科学者もいるぐらいです。
脳が時間の流れを認識しているだけです。
未来とは脳内にとって今のことです。
明日(未来)のことを「今」思っているのです。
人間の脳は一瞬にしてすべての現象を理解する超意識が備わっています。
無意識の世界(夢)で火事が起こることを知っているのです。
特に眠っている間は、人々の意識が共鳴しあってつながっています。
夢の世界は現実の世界と密接につながっているのです。
さらにすべての現象はお互いにつながりあって、大きな波のように
動いています。
その大きな波のことを意識場と呼んでいます。
現実の世界を夢の世界に持ち込み、夢もまた現実の世界を創っているのです。
眠りの世界を疎かにしてはいけません。
あなたが現実に経験したことを夢で見て、夢で見たことを現実化させているのです。
夢は意識でコントロールできません。だから予知夢を意識的に起こすのは
難しいことです。
それなら逆に覚醒している間の意識をコントロールしてやるのです。
これが「引き寄せの法則」の原理です。