主観的時間の速さ
起きてる現実空間の時間の速さと眠っているときの時間の速さは違います。
起きてる時でさえ時間の流れは人によって違うものです。
もちろん物理的時間ではなく意識の心理的時間です。
現実の一日の体験を、夢の中では数分で体験することが出来ます。
しかし映画の早送りのようにスピードを上げて見えてるわけではありませんね。
夢の中では現実空間と同じように時間が進んでいます。
主観的時間はとても不思議な脳の認識作用です。
交通事故のような命にかかわるような瞬間では、傍からみれば一瞬ですが本人の時間はとても長く感じます。
何かに衝突するまでスローモーションのように時間が流れています。(事故った人の話です)
もし目覚めることなく夢の中だけであれば、一生の出来事もほんの数分で体験してしまいそうですね。
瞑想の習慣を持っている人の時間の流れはゆっくり流れているのです。
右脳にスイッチが入る田舎とか自然の中にいると時間はゆっくり流れている感じがしませんか。
私たちの人生は主観的時間の中に生きています。
右脳優勢の子供の時間は大人と比べて、ゆっくりと流れています。
睡眠時間の短い人は、活動する時間が長いように思いますが、ほんとうは短い人生を送っているのです。
歳をとると睡眠時間が短くなるのは、昼間の活動が少なくなるからです。
眠っているときの脳のメモリーと起きてるときの脳のメモリーは一定です。
眠っているときにたくさんの夢を見る人は、人生にもたくさんの夢のある人です。
寝る時間も惜しんで何かに挑戦している人は
返って無駄な時間を使ってると、個人的にはそのように思います。