アサイド

集合的無意識とシンクロニシティー

集合的無意識の不思議

「集合的無意識」を発見したユング博士ですね。
 私達個人の「意識」の奥底には「個人の潜在意識」があり、さらにその奥底では、私達は「集合的無意識」という人類共有の共通意識につながっていることを、ユングは発見したわけです。

 ユングが提唱したシンクロニシティーは、この集合的無意識の働きです。

 一般的には「意味のある偶然の一致」と呼ばれています。

 私たちの人生の中で起こってくるこの「シンクロニシティー」には深い意味があります。

 ユング自身も、このシンクロニシティーを何度も体験して自分の研究に役立てていました。
 集合的無意識には、人類が過去の時代から体験してきたことの記憶も蓄積されています。
 もちろん、私達の祖先の体験も記憶されているわけです。

   超意識の分野で「予知」「念力」「テレパシー」「透視」などは、集合的無意識に関係があると思われます。

 だから離れた場所にいる人に瞬時に影響を与えたり、逆に影響を受けたりしていることになりますね。

 古来我が国では、忍者や陰陽師などのプロ集団はこのような技を身につけていました。
そのためのロストテクノロジーを開発していたのです。

1振り子(ダウジングロット)

2易経(周易)

3数霊

などもその一部です。

ユングは東洋の易経(周易)にヒントを得て「シンクロニシティー」を研究したといわれています。

私たちの人生は、知らないところで多くの人々の影響を受けているわけですね。

また未来も人々の集合的無意識が創り出す世界といえます。

 人生を変えるような、人との出会い、情報との出会い、場所との出会い、これらは、みんな偶然出会っているようで、そうでは無いのかもしれませんね。

 釈尊はこの世に偶然など無いと諭しておられます。

 最先端の科学である量子物理学の世界でそれを『非局所性』と呼んでいます。
 正反対の2つの量子が一度ペアになると、そのペアになった量子は、どんなに離れていても(宇宙空間で)その関係性を持続するというのが非局所性です。
 科学者は最初、そんなことはあり得ないと長い間それは神秘のベールに包まれていました。

 今では科学的に解明されています。

 私たちにはまだまだ知らないことがたくさんありますね。

 人間の意識そのものが「魔法の世界」なのです。

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