「時の利」「地の利」「人の利」
何かを成就するには一定の時間経過が必要です。
どのぐらいの期間で成し遂げられるのかを知ってる人はじっと待つことができます。
しかし、知らない人は焦って返って墓穴を掘るものです。
一年かかるものが一ヶ月で成就できるはずがありません。
どんな難問を抱えても時が解決してくれる場合もあります。
また、今がどんなに順調に運んでいても、時と共に上手く行かなくなることもあります。
万物は変化しているということですね。
時の利とは、タイミングを合わせることです。
地の利とは、どんな環境でどんな場所にいるかということを知ることです。
南国の植物を北国で育てることはできません。
田舎に住んでるのと都会に住んでるのとでは
物事を成就する手段や方法が違ってきます。
どこがいいということでもありません。
自分の立ってる環境や場所を活かすということです。
人の利とは、人生途上で出会った人々と如何に
活かし合えるかということです。
それは出会った人の数ではありません。
出会いの縁を大切にして育てていくということです。
これらの「時の利」「地の利」「人の利」を
上手く活かせた人が「運のいい人」と呼ばれているのです。
才能や能力だけでものごとは成就しません。
逆に才能や能力無くても「時の利」「地の利」「人の利」を活かした人の方が上手く行きます。
そんな人を智慧のある人と呼んでいるのです。
こんな変化の激しい時代を生き抜くためには
「智慧」が重要ですね。