人間はなぜ眠るのか?
人生の3分の一は眠っています。
眠っている時は無防備で敵に襲われるのに、進化の過程でどうして眠る時間を短縮されなかったのでしょう。
それは運動と食べ物と同じぐらい生きるために必要な生理機能なのです。
◯あなたは間違った睡眠をしていませんか?
お風呂に入ると寝付きがよくなる
寝る前にアルコールを入れると眠りやすい
睡眠時間は5時間もあれば充分だ
夢をみると熟睡できない
柔らかいお布団で寝るとぐっすり眠れる
高齢になると睡眠時間は短くてもいい
夜中に起きるので水分は控える
眠ると勉強で記憶したことを忘れてしまう
上記の項目は正しいですか、それとも間違っていますか?
正しいと答えた人は、怖い睡眠法です
上記のことは全部間違っています。
睡眠は毎日のことですから、長年に渡って間違った睡眠をしていると、健康を害します。
睡眠は心身の回復だけではありません。
生命の根幹に関わることです。
太陽の出ている間に行動していると、
人は脳の中で「メラトニン」という物質を作ります。
この物質は人体のリズムを調整してくれる働きがあり、
これをによって夜になると眠くなる・・・
ということが感覚として感じられるわけです。
そして、このメラトニンを作るためには、
昼間の太陽を一定量浴びることが必要。
つまり、太陽の下で活動することが大切になってきます。
身体に光を浴びて14時間程度経ってから
メラトニンが分泌されると言われているため、
私たちが朝8時に活動を始めた場合、
だいたい夜の10時頃にはメラトニンが分泌され、
ゆるやかな眠りを誘う、というわけです。
また、睡眠の質を良くするためのその他の対策として、
就寝前に考え事をしないこと
コーヒーなどの刺激物を摂取しないこと
お風呂にゆっくりとつかって血行を促進させること、
なども、質の高い睡眠(→精力の回復)に役立つといわれています。
というわけで、
毎日とる睡眠は、精力面にも心身のエネルギー回復にも
極めて重要なことでありますので、
ほとんどの方が毎日忙しく過ごされていることと思いますが、
心身の活力を回復させて精力・勃起力を高めるためにも、
ぜひ意識して質の高い睡眠をとるようにしてください。
そうすればきっと、よりいっそう
エネルギッシュな毎日をお送りいただけることと思います。
起きているときも眠っているときも脳は活動しています。
眠っているときの脳は狂っているのでしょうか。
眠っているときに、私たちは何の脈絡も無い「夢」を
みます。
脳が狂ってると思われても仕方が無いのかもしれませんね。
ところが「夢」の方が正常で脳はフル回転しています。
起きてるときに分からなかったことも「夢」の中では
答えを教えてくれます。
夢の中で大発見をした話は世界中にたくさんありますね。
ところで人生の「夢」と眠りの「夢」は同じ漢字を使っています。
それは人生の「夢」と眠りの「夢」がつながっているからです。
もっと厳密に言うと眠りの夢が現実化しているのです。
人生の「夢」が上手く行くように眠っている間に修正や
整理をしてくれているのです。
だから睡眠時間の短い人は、心の整理が出来ないので
現実の生活に支障がでてきます。
もっとひどくなると心の病に冒されることになります。
眠りの夢はとても深い潜在意識の領域なので、自由に
活動しています。
起きているときの意識は檻の中に入ってるようにいろいろな
ものに拘束され自由がききません。
そんな状態では人生の夢が達成できないので、眠りの「夢」
の中でシミュレーションしてくれています。
人生の「夢」を叶えるためのリハーサルを試みているのですよ。
人生の「夢」を叶えたければ、充分な睡眠をとることです。
昔の人は、人生の「夢」と眠りの「夢」がつながっている
ことを知っていたので眠りの「夢」をコントロールする
訓練をしていました。
起きたら眠りの世界の夢は消えてしまいます。
消えるというより深い潜在意識の奥に格納されてしまうわけです。
覚醒時に「夢」は、しっかり覚えておきましょう。
ちょっと練習すれば思い出せるようになります。
眠りの「夢」は、人生の大切なメッセージですから。