目標達成への手順
誰でも自分の未来に夢を描いていますね。
その夢を少し具体化しないと未来がボヤけます。
レンズと同じように焦点を絞らないと目標がハッキリ見えてきません。
人生の目標は大きいほどいいとよく言われますね。
その大きさは人によって違います。
その大きさはどこから来るのでしょうか。
それは「セルフイメージ」です。
目標の大きさは自分の人生の過去の体験と関係しています。
体験を元にさらに大きな目標を立てますね。
マラソンで例えると2キロ先のゴール地点を、次の目標は3キロ先のゴール地点に変えるようなものです。
2キロ先にするか3キロ先にするかは、その人の実力によります。
自分にとって達成可能な目標を目指すことが大切です。
そうしないとたんなる夢で終わってしまいます。
達成可能であるからこそモチベーションも湧いてくるというものです。
達成可能だといっても、簡単に達成できるものは目標ではありません。
目標を想うだけでわくわくして、幸福感にひたれるほどの目標でなければ意味がありません。
達成可能なものであれば、現在と未来が一直線上につながり、何をすべきか見えてきます。
ここで大切な事は、現在から未来を見るのでなく、未来から現在(今)を眺めてみるのです。
現在から未来を眺めると、どうしても過去の経験からくる積み上げ方式で目標を達成しょうとします。
未来から現在を眺めると、飛躍した発想が生まれるとともに、未来の目標が近くに感じられます。
未来から現在を眺めるには、未来の目標に集中することです。
未来の目標があたかも達成されたかのような体感を伴うイメージをすることです。
そうすると、現在(今)が未来に置き換わってしまいます。
現在を未来の目標に上書きしてしまうのです。
そんな気持ちを持つと、今やってることが未来のことをやってるように思えます。
上書きされた意識で毎日を過ごすので、脳は未来と現実の格差を埋めようと無意識に働き始めます。
この無意識が大切なのです。
人間には、想像力したことを実現させる「自動制御装置」が誰にも備わっています。
それを可能にしているのが「潜在意識」です。
その「潜在意識」をコントロールしているのが「イメージ」です。
「イメージ」は人生を変えるほどの力が秘められているのです。
目標を鮮明にイメージできるようになれば目標達成はもう約束されたのと同じです。