東洋の自然観
東洋は森羅万象の動きを陰陽で観る宇宙観をもっています。
外に広がる力を「陰」(遠心性)とし、内に向かう力を「陽」(求心性)と定めました。
約束事なので人によって陰陽が逆になってる場合もあります。
その宇宙観とは
⒈万物は陰陽よりなる(時空)
⒉万物は相対的である(空間)
⒊万物は変化する(時間)
これらのものさしで万物の現象を観察するわけです。
慣れないとちょっと戸惑います。
慣れるとこれほど便利なものはありません。
まるで「魔法のメガネ」を掛けたようになんでも
見透すことができます。
今の時代を陰陽に置き換えると
物質主義の西洋文明は「陽」となり、精神主義の東洋文明は「陰」と解釈します。
物質は見えるので求心性です。
精神は見えないので遠心性です。
この西洋文明と東洋文明は800年周期で折り返しています。
ということで、現代は陰(東洋文明)の入り口です。
物の時代から見えない情報の時代に入ったわけです。
情報化が進展すればするほど東洋化していきます。
陰陽で未来を洞察すると、アメリカを始め欧州が
やがて衰退してアジアの時代に入ります。
もうすでにその兆候がありますね。
2015年を境にますますその兆候が顕著に現れることでしょう。
アジアの一員である中国や日本はどうなるのでしょうか。
日本はアジアの一員ですが中身は西洋文明です。
本来の日本に戻るために、一度リセットがかかります。
今のままだと衰退していくことになります。
日本の折り返し点はいつ頃になるんでしょう。
陰陽の法則を当てはめてみると2017年あたりです。
中国もアジア圏ですが、中身は共産主義という極度の「陽」の国です。
舵取りを間違えればやはり衰退していくことになります。
時代に変わり目は、しっかりと未来を見据えておかないと、迷路に入ります。
どうして陰陽で未来がわかるのか、それこそが東洋の叡智と言わねばなりません。
答えは後数年でわかることでしょう。