思考が自分の人生の「形の場」である
人の想像力は本来無限の広がりを持っています。
だから好きなように想像できるにもかかわらず誰でも
一定の枠から抜け出せません。
それは思考の型を持っているからです。
それを私は人生の「形の場」と呼んでいます。
この「形の場」は心理学でのセルフイメージと少し違います。
セルフイメージは、自分で自分をどう思っているかの自己像
のことですね。
最初に「形の場」があって、そこからセルフイメージが
つくられています。
思考はどこから生まれるのでしょう。
もちろん自分の心からです(と思ってますね)
それでは心はどこにあるのでしょうか。
脳の中です(ほんとうでしょうか)
米カリフォルニア・UCLA大学で行なわれた研究では
「長期記憶はシナプスに保存されるのではありません」と、研究チームのリーダーであり論文主筆のデイビット・グランツマン教授は語っています。
「シナプスは”脳内ハードディスク”ではなかった」ということですね。
これは驚きですね。
今までの脳に関する常識が覆りそうな発見です。
脳生理学者カール・プリブラムは以下のようにいっています。
『宇宙全体が一種のホログラフィー』になっており、脳は宇宙の変化した
一部なのです」と。
ちょっと話が難しくなりましたが、簡単に言うと心は宇宙全体に
広がっているといっているのです。(脳の中にない)
宇宙という場からその一部をハードの脳が受信しているとしたら。
心が電波で脳がテレビだと想像して下さい。
チャンネルを切り替えることによって受信されるものが違いますね。
「思考の型」とはたくさんあるチャンネルの一つです。
チャンネルを切り替えると別の「思考の型」になります。
それではどのようにしてチャンネルを切り替えるのか。
自分で切り替えるのでなく勝手に切り替わるのです。
勝手になるなら自分の自由意思はないのかと不安になります。
電波は共振共鳴の中で増幅したり打ち消されたりしています。
さて話を元に戻しましょう。
ここからは一般的な話になります。
電波のあるところにいること(環境)
共振共鳴するために素直な状態になること(固定観念を外す)
結論は、運のいい人、成功している人、幸せな人の側にいるという
ことになります。
そうすると勝手にチャンネルが切り替わるのです。
人生の「形の場」が変わるということになります。