運の良い人の特徴
どんなに才能に恵まれても最後は「運」の勝負です。
成功者の多くは「私は運が良かった」と述懐しています。
「運」とは一体なんでしょうか。
「運も実力のうち」といわれています。
運の良い人は自分の力で幸運を引っ込んでいるのです。
幸運は自分で創るもので、降って湧いてくるものではありませんね。
「人事を尽くして天命を待つ」
なんの努力もしないで幸運が舞い込んでくるなど考えられませんね。
幸運に恵まれた人は運に恵まれるような人生を歩んできたからです。
運の良い人は、運の良くなるような生き方や考え方をしているのです。
また毎日の生活の中で「幸運」という種を蒔き続けている人です。
良い話も悪い話も人から入ってきます。
不思議なことに運の良い人は、運の良い人とつき合っています。
故松下幸之助翁は人を採用するとき運の良い人を選んだと伝えられています。
運の良い人は自己中心的ではなく、人の面倒も良く見ているし、人に対して、思いやりや愛情に溢れています。
責任感もあるし、決して人を裏切ったりはしません。
だから、良い話もどんどん入ってくるし、協力もしてもらえます。
このように考えると「運も実力のうち」というのはごく当たり前のことですね。
運が悪いと思っている人は、幸運は天から降って湧いてくると思っています。
そして自分だけ、「何でこんなに運が悪いんだ」と、他人事のように愚痴っています。
人は人の中でしか生きられませんね。
だから、人に喜ばれるようなことをして上げれば、自分もしてもらえる、という基本的なことに気づいていないのです。
これは何も、個人の問題だけではなく、会社でも同じことです。
お客さんに喜んでもらえるような商品やサービスを疎かにして、会社が成り立つはずがありません。
結局その人の生き方や心構えが運を良くしたり悪くしたりしているということですね。
最後に幸運はその人の人生の目標に合わせてやってきます。
目標なきものに幸運など巡ってくるはずもありません。