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心に重さがあるのか?

心に重さがあるか?

えっ、心に重さなどあるはずがないと思いましたか。

それでは身体には重さがありますか?

いきなり変な質問をしましたね。

質問の理由は量子の世界を覗いてみたかったからです。

周知のとおり宇宙は光から始まりました。
光には質量(重さ)がありません。
質量の無い光から物質が生まれてきたのです。

物質(質量)はエネルギーの塊ですね。

アインシュタインの有名な
<E = m c 2>の公式を思い出してください。

E=エネルギー
m=質量
c=光速(秒速30万キロ)

私たちの身体のエネルギーをこの公式で計算すると

人間二人で広島型原爆約 2 0万発分の破壊力を持っています 。

量子論物理学の父と呼ばれる 、ニ ールス ・ボ ーアは
「自分の思いが現実化する 」
と量子論から導いています。

ここで冒頭の質問に戻りましょう。

話を飛躍させて、質量の無い心が身体をつくり出しているとすれば〜。

心(意識)がエネルギーで
身体に影響を与えても何ら不思議ではありませんね。

東洋で昔からいってきた「気」という概念は心(意識)のエネルギーのことをいっているのでしょう。

「気」のつく言葉はたくさんあります。

気分、気配、気力、気持ち、元気、病気など、みんな心のエネルギーの動きです。

心の持ち方で身体に影響を与えているのは日常感覚でわかります。

病気は「気の病」と書きます。

「気の持ち方」で元気になったり病気になったりするわけですね。

ところで「心」はどこに存在しているのでしょうか。

最近の脳科学では「心」は閉鎖された脳の中に存在していないのではという疑問が生じています。

人間の心(意識)が宇宙に偏在しているならば、

「自分の思いが現実化する 」といった量子論物理学の父 、ニ ールス ・ボ ーアの言葉が深い意味を持っていることがわかります。

「自分を信じる」という心の状態は宇宙を振動させるほどのエネルギーをもっていると思われます。

まあ、究極の夢の実現は「量子論」の中にあるかもしれませんね。

心の法則は宇宙の法則と重なり合っています。

人間は小宇宙です。

『天上天下唯我独尊』と釈迦は諭しました。

『自分という存在は誰にも変わることのできない唯一無二の人間として、生まれており、この命のまま尊い。』と。

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