独立は独立した時からしか、独立のノウハウが身につかない
「定年後に自分で何かビジネスを始めたい」
「会社勤めに疲れた、自立して何かビジネスを始めたい」
こんな人が増え始めています。
独立するための本を読んだり、お金を貯めたり、人脈をつくったりと、人それぞれに違いがあります。
しかし、共通しているのは独立した体験がないということです。
時々、そんな人の相談を受けることがありますが、机上の空論で話がかみ合いません。
組織の中にいた世界と独立した世界は天地の開きがあります。
独立した人から見えれば、現状認識がとても甘いという感じです。
自分で判断をし、決断して全てのリスクは自分が背負わなければ独立はできません。
その覚悟がなければ大怪我をすることになります。
お金も人脈も知識も必要ですが、それが揃ったからといって独立はできるわけではありません。
独立は独立しないとそのノウハウを得ることができないからです。
ようするに体験を通じて体で覚えるしかありません。
そして3年間ぐらいは悪戦苦闘の毎日です。
夜も寝ないで働いても一銭の収入にもなりません。
反対にお金はどんどん出て行きます。
そして耐えきれず、2、3年で挫折してしまうのです。
独立するためになにが大切かといえば、お金や人や知識ではありません。
独立するための基盤となる「考え方」「精神状態」が最も大切です。
そこから行動が生まれてきます。
その考え方の基盤がしっかりしていないとどう行動していいかわからなくなるからです。
成功者の姿カタチを真似るのでなくどういう思考をしてるかを学ぶべきです。