アサイド

陰陽論で夢を叶える「人生設計図の作り方」2

ものの見方は面白いものです。
坂道も上から見れば下り坂ですが、下から見えれば上り坂になります。
説明するまでもなく当たり前ありますのことですね。
ところが人生という大きなテーマに取り組むとき、その人の視点の置き所によって

大きく変わってくるものです。
人生は「人・もの・金・情報」の組み合わせです。

この4つの要素は「時間」「空間」に影響を受けています。
もう一度おさらいをすると「時間」は陽で、「空間」は陰です。

収縮するものが陽で、拡散するものが陰と考えてください。
さて本題に戻ります。
現在から未来を見ている視点と、未来から現在を見ている二つの視点があります。

坂の例えと同じで視点によって人生という景色が全く違って見えてきます。
「陰は陽を制する」
という陰陽の法則にあてはめると、「空間」は「時間」を制することになります。
生まれてから死ぬまでを人生の「空間」すれば、その空間で何をするかということです。

何かをするために「時間」をどう使うかという視点です。
そこで未来の目標に合わせながら現在の行動を制御する方が、目標達成の効率(時間の使い方)

がよくなるのではないでしょうか。
過去の行動から生じた結果を原因にして未来の目標に向かうと目標との誤差が大きくなりやすい。

未来から現在を見ているのと、現在から未来を見ているのとの視点の違いで人生の組み立てが

大きく変わります。
この視点の違いから全く違った「人生設計図」が出来上がります。
人生という大きなテーマだと分かりにくいので、一日の行動で説明します。

目標は休日に「ショッピングに行く」ということに仮にしておきましょう。
当然ながらその日の起床から一日が始まります。

ところが朝起きてから自分が思っていた通りにことが運びません。
早朝に電話があり友人から食事のお誘いがあったり、子供に急遽、遊びに行こうとせがまれたり、

体調が悪くなり出かけるのが辛くなったりと、いろいろ状況が変化してきます。
状況の変化によって生じた 結果を原因にして「ショッピングに行く」のに無理が生じてきます。
そこで、友人のお誘いを断るか、子供の欲求を無視するか、一日中家にいて休養するかの選択に

迫られます。
次々に起こってくる状況変化に対処するだけで精一杯になります。

「ショッピングに行く」どころではありませんね。
その結果、ショッピングはそのうち時間がある時に行こうということになります。
「そのうち、そのうち」といって月日が流れて行きます。
人生では「いつかやる症候群」になってしまいます。
一方、未来の目標に合わせながら現在を制御したらどうなるのでしょうか。
先ほどの例でいくと
友人と食事するのは、ショッピングできる近くの場所で約束して、食事の前後の時間を

利用して買い物をする。
また、友人との条件によって子供も一緒に連れて行くこともできます。
体調が悪ければ、ショッピングはネット上で済ませて、友人を自宅に招いて食事を共にしたり、

子供と一緒にゲームを楽しんだりすることも可能です。
ここに書いたのはあくまで一例です。

視点が変わると手段方法が変わってくることの例をあげたにすぎません。
も一度、陰陽論に戻りましょう。
「陰は陽を制する」とは「未来が現在を制する」ということです。
私たちがいろいろと試行錯誤を繰り返すのは、心の精神作用ですね。
「意識」は求心性をもっているので「陽」の働きです。

「潜在意識」は遠心性をもっているので「陰」の働きです。
そうすると「潜在意識は意識を制する」ことになります。

私たちの行動の95%以上は「潜在意識」に制御されていると心理学では教えています。
「未来は現在を制する」ことと「潜在意識は意識を制する」こととは深い関係にあります。
つづきは次回に

コメントは停止中です。