右脳の鍛え方

右脳の鍛え方
右脳開発のメルマガを発信するといつも同じ質問がきます。
以前にも訓練法を何度か書きましたが、やはり文面では分かりにくいのでしょうね。
訓練法のポイントはたった3つです。
「意識の集中」「呼吸法」「イメージ法」です。
本来は誰でも日常的に無意識にやっていることです。
ただ言葉の概念がそれぞれ違うので意味がわからなくなるのだと思います。
脳と心、右脳と潜在意識、身体と感覚などの違いを理解しておく必要があります。
こういう背景をとりあえず横に置いて簡単に説明します。
✴︎「意識の集中」

五感のうちひとつに集中する訓練です。

嗅覚と味覚を外して、視覚、聴覚、触覚で訓練したらいいと思います。

視覚は目の前にある「もの」に意識を集中してください。

聴覚は雨の音、風の音、小川の音、波の音などに意識を集中します。

自然の音が身近になければ集音したCDの音でもかまいません。

触覚は手の指先を使って何かに触れてください。

その触れた感触に意識を集中するのです。

集中時間はどれも一分から三分程度でいいです。慣れてくるともっと長い時間やってもかまいません。

ただ、安全な場所でやってください。

集中していると他のものが見えなくなるからです。

練習は朝昼晩いつでも好きなときにやってください。

✴︎「呼吸法」

基本は腹式呼吸です。

呼吸はまず吐いて吸います。

吐く方が先です。

息を吐いたときにお腹が凹み、吸ったときにお腹が凸らんだら腹式呼吸になっています。

吐く息と吸う息の間隔は２：１ぐらいです。

例えば20秒で吐いたら10秒で吸うという意味です。

一分間に10呼吸ぐらいを楽に出来るように練習しましょう。

私は覚えやすいので「７，５，３呼吸法」と名付けてみなさんにお勧めしています。

「７秒」で吐いて、「5秒」で吸って、「３秒」止める呼吸法です。

呼吸は集中力を高めます。

逆に呼吸がゆったり出来ない人は集中力がないということです。

✴︎「イメージ」
脳はイメージと現実の区別がつきません。
口の中にレモンの汁を絞り込んでいるイメージをして見てください。

酸っぱく感じたり唾液が出たりするはずです。
実際に食べたのと同じ反応を脳はしているのが分かるでしょう。
イメージは現実の体験と同じ生理的反応をします。

この原理を応用したのがスポーツなどで行われているイメージコントロール法です。
この3つの訓練は三位一体なので、そのうちの一つでもいいです。
「呼吸法」はいつでもどこでもできるので、まず「呼吸法」から始めてもいいと思います
試しに3分ほどやってみてください。それだけで意識や体調が変わるのが分かります。
1日たった3分で右脳が開発されるのなら、やってみる価値はあります。