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シンクロニシティ(共時性の原理)

シンクロニシティー(共時性の原理)

ユングが提唱した「シンクロニシティー」は不思議な現象ですね。
「シンクロニシティー」は誰でも日常的に起こっています。
自分が思ってることと現象が何の因果関係もないのに一致したら奇妙な感覚に陥りますね。

「シンクロニシティー」が不思議に思うのは、物事は因果律に沿って起こるという絶対的信念に支えられているからです。

私はこのように考えています。
宇宙が「エネルギー場」であれば、脳内の「意識場」と共鳴しても別に不思議ではありません。
「シンクロニシティー」が起こるときの意識状態を思い出してみてください。

「なんとなくふと思った」というような感覚のときに起こりませんか。
考えるというより浮かんできた感じですね。
これは直感やひらめきを感じる右脳の働きです。
どうやら右脳が活性化したときに「シンクロニシティー」が起こってるようです。

心理学的には、潜在意識が解放された状態です。
脳波でいえばアルファ波状態です。
物事に極度に集中するとアルファ波になります。
このときは「変性意識」になっています。

一種のトランス状態です。

催眠状態といってもいいでしょう。
深い瞑想状態になると「シンクロニシティー」が起こりやすいといことです。
心の内界の世界と現実の外界の世界は繋がっているようです。

深い瞑想で悟りを得た釈迦の教えと最先端の科学・量子論と奇妙な一致が認められています。
宇宙もまた人間の頭脳から構築された世界です。
「この宇宙は人間の想像の産物である」と、ある科学者はいっています。

ユングは心理学者ですが、「シンクロニシティー」は物理学者パウリとの共同研究の成果です。
私たちの意識は宇宙といつも共鳴しているようです。

「思ったことが現実に起こる」

これこそが究極の夢の実現ではないでしょうか。
人の人生は自分の思いの中にあるということです。
「人生に夢があるのでなく、夢の中に人生がある」
この言葉の深さが伝わってくるようです。

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