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人の奥深さを理解する

人の奥深さを理解する
当然ながら自分と他人とは全く違うものです。
あなたの身近な両親、伴侶、兄弟、友人、同僚をどれだけ理解しているでしょうか。
価値観が違えば生き方も違ってきます。

違った価値観を理解することは、難しいものです。
しかし、多様な価値観を理解することなしに、「人の奥深さ」を理解することはできません。
何年もお付き合いしている人でも新たなる発見や気づきがあります。
相手を理解しているようで理解していないものです。
そんな時「わかったつもり」の自分がそこにいることに気づかされます。
どれだけ理解しようとしても、人は他人になりきれることはできませんね。
その人が歩んできた長い人生の体験はその人自身の現実です。その現実感を他人である自分が理解できるはずもありません。

例えば病人を前にして「辛くて苦しいだろう」ということは想像できます。

しかし、自分にとっては現実感はないのです。
人はみんなある意味で「わかった」つもりになっているだけです。
それでも自分と他人の違いをできる限り深く理解する努力が必要と思われます。
相手を理解するには、できる限り現実感を共有しなければなりません。
仕事も同じことが言えます。

わかったつもりだけで仕事はできません。
何事も奥の深いものです。だから表面的なもので判断したり「わかったつもり」になると成長は止まります。
人は自分のものさしで人を測るものです。
自分のものさしより大きな人は見えないものです。

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