ご存じのようにマニュアルとは、誰がやっても同じ手順でものごとを成就させることです。
理屈がわからなくてもマニュアル通りにやればうまくいきます。
マニュアルは便利ですが、欠点があります。
それは状況の変化に対応できないからです。
あなたも体験があると思いますが、外資系のティルームやレストランで違和感を覚えたことが・・・
どのお客さんに対しても同じ言葉を投げ掛けていますね。
まるで録音された音声のように、そこになんの感情もありません。
だたし危険物を扱ったり、事故が起こったときの対処法などのマニュアル化は重要です。
最近は至るところでマニュアル化が増えてきました。
365日マニュアルにそって仕事をしていると思考力が退化し創造力をなくしていきます。
その結果、いわれたことはできるが、想定外のことが起こると対処できない社員が増えています。
マニュアルは便利ですが、何事も行きすぎると危険です。
書店では人生のマニュアル本まででています。
マニュアル通りにやっても成功できないのは自明の通りです。
当たり前ですが、人生はマニュアル化できません。
成功者の考え方を参考にするのは何かの気付きが得られていいことです。
しかし、大切なことは自分自身のマニュアルをつくることです。
逆説になりますが、自分自身にしかできないマニュアルはもはやマニュアルではありません。
マニュアルとは、誰がやっても同じ手順でものごとを成就させるということですから・・・