月別アーカイブ: 4月 2016

人生は日々の選択か、それとも偶然か

人生は日々の選択か、それとも偶然か

小さなことから、大きなことまで毎日が選択の連続です。

「右に行くか左に行くか」

その選択が未来を形作っていきます。

どちらの選択がよかったのかを知る由もありません。

右に行けば右の人生があるし、左へ行けば左の人生があるだけだ。

しかし一方では選択の余地のない「偶然」という魔物に出会ってしまう。
魔物という表現は、自分でコントロールできない妖怪のような存在だからです。

何気ないちょっとした「偶然」が人生を大きく変えていくことがあります。

自分の意思に関係なく人生が大きく変わっていくことを、私たちは
「運命」という表現をしています。

私は常々、偶然が人生を支配していると考える変わり者です。
変わり者というのは、そんな考え方をする人はあまりいないからです。

そこで

運命は決まっているのか?

それとも運命は選択によって拓けるのか?

正しい選択をしたにもかかわらず、運命が暗転することもあります。

旅行に出かけて楽しい思い出一杯で帰ってくる人もいれば、旅先で事故に
遭う人もいる。

私が魔物で妖怪だと言った意味は、運命は正体を見せないからです。

「運命」という言葉の中には神秘的な響きがあります。

自分の意志ではどうにもならない、何か別の存在が作用しているように
思うこともあります。
 
 「運を天に任せる」というのもそんな心情の表れですね。

誰でも運命が決まっているなど考えたくもないですね。
 
 

私の長年の研究では人の運命は「潜在意識」という無意識が絡んでいるように思えます。

日頃、自分が思っていることが現実になるケースを多く見聞しています。

人の無意識の中にプログラムされたとおりに人は考え行動しています。

そのプログラムに沿って物事を選択し、しかも予期しない偶然までも引き寄せているのです。

「良いことを思えば、良いことが起こり、悪いことを思うと悪いことが起こる」

運命とは選択でもなく偶然でもない、日頃の思いに関係しています。

人の「潜在意識」が運命を方向付けているのです。

その「潜在意識」は意識の方向性(目標)によって働いています。

運命を好転させるにはやはり人生に夢や目標が必要なのです。

最後の一手で逆転

最後の一手で逆転

人生は面白い、もうダメだと思った瞬間、奇跡が起こるものです。
あり得ないことが起こった時、私たちはそれを「奇跡」よ呼んでいます。

世界は奇跡で満ち溢れています。

奇跡のキーワードは「偶然」です。

発明、発見は偶然から始まったケースが多いものです。
人生は偶然の連続で成り立っていることは改めて言うまでもありません。

奇跡とまではいかないが、日常生活の中で、最後の一手で逆転することが
よくあるものです。

スポーツでの逆転勝ち、逆転裁判、ギャンブルの世界など。

もうダメだという場面で「最後の一手」が勝利に導くことがあります。

これは「最後まで諦めない」という教えですね。

この「最後の一手」は一瞬のヒラメキからやってくるようです。
「奇跡」をもたらす背景には共通点があります。

それは目標に向かって諦めずに、全身全霊を打ち込んでいる時です。

「最後の一手」は、神の一手、そこに「偶然」という要素が絡んでいます。
どんなに苦しくても「神の一手」は、必ずやって来ます。

「最後の一手」で人生を逆転した人は以外と多いものです。

時間軸から空間軸へ

空間軸から時間軸へ

 毎日が慌しく過ぎていきますね。
計画を立てながら動かないと時間ばかり過ぎて行きます。

 人生とは生まれてから死ぬまでの時間と空間をどのように使うか(デザインするか)と
言うことは以前にお話ししましたね。

 具体的には、何時やるか(時間)、何をやるか(空間)ということです。

 時間を管理するのがスケジュールで、空間を管理するのがタスクです。

 これは、経営者、管理職、一般社員という立場の違いにもよります。

 また、職業によっても違いがあります。

 上から指示命令がくる一般社員は時間管理が中心になりやすい。

 会社のトップや自営業者などは、タスク管理が中心になる傾向にあります。

 
 時間認識は左脳で、空間認識は右脳でやっています。
 あなたはどちらを優先しているでしょうか?

 まず右脳で全体像を掴んで、後は目的地までの手順を左脳で考えます。

 「夢」は右脳の言葉で、「目標」は左脳の言葉です。

 夢をイメージ(右脳)して、詳細は目標(左脳)に落とし込んでいきます。

 だからまず最初にイメージありきです。

 最初にタスク管理(空間管理)をしてから、時系列に落とし込んだものが
スケジュール(時間管理)です。

 タスク管理が苦手な人はスケジュール表が真っ黒に埋まっています。
 タスク管理が上手な人はスケジュールに空きがあります。

 本来、右脳から左脳に移すのが理想的です。
 また脳はそのように機能しています。

 陰陽論に当てはめると、時間は「陽」で、空間は「陰」です。
 「陰は陽を制する」という陰陽の法則から考えると

 タスク管理がスケジュールを制することになります。
 
 だから反対をやると上手く行かず計画倒れになりやすい。 

  いずれの立場にしても基本は、空間管理→時間管理の流れの方が、柔軟性があり
発想が豊かになります。

 行動の予定表のみだと、考える作業が疎かになり、機械的なルーチンワークになって
しまいます。

 だから何もない日など逆に不安になるものです。

 計画にいつも変更が多い人は、空間管理→時間管理に移行するように練習してください。
最初はうまくいきません。時間が気になるからです。