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眠りの夢は人生の夢につながる「7」

人生の中で夢を叶えるためには、時間という要素が必要ですね。
ところが眠りの夢は一瞬に叶えてくれます。
眠りの夢と人生の夢がどのようにつながっているかを理解するために

「時間空間」の理解が必要です。
遅く感じたり早く感じたりする時間感覚は人によって違いがあります。
それは通常の意識と、変性意識状態のときの時間感覚が違うからです。
都会にいるより田舎にいる方が時間がゆったりと流れるように感じます。
深い瞑想状態に入ると時間の感覚さえなくなります。
これと同じように夢の中の時間の流れと、現実の時間の流れはずいぶんと違います。
現実には数秒の出来事でも、夢の中では長く(ゆっくり)感じます。
眠っている時にベットの端で一瞬頭を打ちつけたとしましょう。
夢の中では頭を打ち付けるまでの長いドラマを見ることになります。
これって因果関係が逆転してますね。
前回のメルマガで入眠どきに「5時に起きる」と強く念じると5時に目覚める話をしましたね。
これも同じで結果から原因をつくっているのです。
ここのところが大切なポイントです。
眠るときに「自分の人生の夢」を強く念じると、夢を叶えるまでの物語を潜在意識はつくってくれます。
5時に目覚めることは、目が覚めた時に確認できますが、人生の夢はその場で確認することができません。
目が覚めた時は物語のことなどすっかり忘れてしまいます。
ところが現実の生活の中で、無意識ながら夢の物語に沿って考えたり行動したりするようになります。
結果として「夢が叶う」ことになるわけです。
ただの「夢見枕」、されど「夢見枕」というところでしょうか。
一晩二晩眠ったからといって夢が叶うはずもありません。しかし、その積み重ねは大きな力となって、やがて現実化するのです。

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