人生は「あみだくじ」
人生は「あみだくじ」のようなものです。
明日に何が起こるか分かりません。
「あみだ」は、阿弥陀如来に由来して、室町時代から行われていたらしいです。
人数分だけ縦線を引き、横にハシゴのように線を入れたものです。
たった一本の横線を増やすだけで展開が全く違ってしまいます。
「あみだくじ」の縦線を「必然」、横線を「偶然」とすれば、人生は「必然」と「偶然」の織り成す縄の如しですね。
順調に物事が進んでるように見えても、横線が一本入るだけでどこにたどり着くか分かりませんね。
人生の横線はいろいろあります。
人の出会い、環境の変化、病気や怪我、天災・人災、引っ越し・人事異動、海外赴任、結婚、離婚など無限に続きます。
この横線は縁によって運ばれます。
人生は無数の縁起によって成り立っています。
結局は自分の人生観や考え方が進む道を選択して、それが因縁となり幸不幸を決めています。
自分の進むべき目標をしっかり設定して、あとは天に任せるしかありません。
「人事を尽くして天命を待つ」という心境でしょうか。
そうすれば、阿弥陀如来がその人に合わせた人生を与えて下さるような気がします。
人はみん自分のまいた種を自分で刈り取っているのです。