アサイド

水のように生きて行けたら・・・

水ほど不思議な物質はありません。
個体、液体、気体と環境に合わせて自由変化に姿を変えていく。
四角い器に入れば四角になり、丸い器に入れば丸になる、それでも本性を変えることはありません。
高きから低きに流れ、障害物があれば逆らわずに避けて流れていきます。
それでいて繰り返ししたたり落ちる水滴は岩をも突き通す ほどの力を有しています。
ある時は優しく、ある時は力強く、あるがままで柔軟さを持ち合わせています。
また遠心性と求心性を同時に持ち合わせて渦を巻く。
まさに妖怪変化の生き物です。
老子は「上善水の如し」と言っています。
水のように生きていくのが最善だと諭しているのです。
さらに水にはもっと不思議な機能を持っています。
水は人の意識を記憶しているといったらにわかに信じられないでしょう。
若い頃から、私が水に興味を持ったのは、水の記憶に関してです。
海から天に昇り地に落ちて海に帰る水の旅の中に宇宙の秘密が隠されています。
また時々水に関しての発信をしてゆきたいと思います。

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