人間の能力も限界があります。
鳥のように大空を飛びたい、と思ってもそれは無理です。
地球の裏側の人と話がしたい、でもそれも無理です。
馬のように俊足で走りたい、でもでもそれも無理です。
そこで人間は頭を使ってそれらを可能にするように道具を発明しました。
やがて、飛行機や電話、自動車が生まれたのです。
遠くを見るための望遠鏡、極微の世界を見るための顕微鏡などなど。
よくよく考えてみれば、みんな人間の能力を拡張するものばかりです。
そしてついに頭脳を拡張するコンピューターまでつくり出しました。
これはすごいことですね!
自分の頭を2倍3倍、いや無限に拡張してくれます。
どんなに足を鍛えても、自動車には負けます。
戦国時代に機関銃を持っていれば天下統一した信長もびっくりですね。
同じように人間の脳を無限に拡張できるなんて、まるで魔法の世界です。
これからは道具(機器)を持ってる人と、持ってない人の人生は
歴然と違いが生まれます。
これは好き嫌いの問題でなく、能力の拡張ができるかできないかの問題です。
目が悪くなればメガネをかけるだけです。
歩行が困難になれば杖を持てばいいのです。
道具は人間の能力を拡張してくれる人類の知恵です。
もちろん道具を使わない自由もありますが・・・