ご存知のように人間の脳は左脳と右脳の分業体制で機能しています。
右脳は全体を一瞬で統合し、ヒラメキや直感として意識に上げます。
その情報が正しいかどうかを分析して論理的に組み立てるのが左脳の役割です。
テレビに例えると、右脳はアンテナで左脳はディスプレーの部分です。
ものごとを成功させるには、この左脳と右脳をバランスよく働かせなくてはなりません。
まず、受信機であるアンテナ(右脳)を磨いておく必要があります。
右脳の役割として大切なものは以下の4つです。
目標設定力
この力がないとどこに向かっているのか分からなくなります。
想像力
この世に存在している全てのものは、人間の想像力から生まれてきました。
想像力がないと自分の人生に何も生み出すことが出来ません。
直感力
理屈のない判断力と言ってもいいです。直感は論理を超えて正しい道を教えてくれるセンサーです。
行動力
最後に行動しないと何も実現しません。行動力は人間の感情のエネルギーが源です。
思考しているだけでは、行動に結びつきません。
行動力は潜在意識にプログラムされた設計図に基づいています。
この4つの力は四位一体です。
もう少し詳しくいえば、目標=想像力+直感力+行動力となります。
「最初に目標ありき」ですね。
目標を持つと、想像力、直感力、行動力が自動的に養われます。
この右脳のアンテナ部分をしっかりと構築できたらあとは左脳のお出ましです。
人生設計図、行動計画表、タスク管理、スケジュール管理を作成します。
そのために必要な情報収集、分析、加工、発信しながら日夜修正して行きます。
右脳のアンテナを磨いていないと「人まね」の人生で終わってしまいます。
人の成功談は参考になりますが、自分はその通りに行きません。
「人まね」すら難しいということですね。
自分の目標は自分で決めるしかありません。
あなたの人生はあなただけのものです。
目標は勝手にやってこない。
人は毎日何かに向かっています。
何もしない人など誰もいません。
逆になにもするなといわれるほど苦痛なものはない。
それは死の瞬間まで続く・・・
それなのに心の中で
「何かをやらなければ、このままで終わりたくない」と反芻する。
毎日何かをしてるのにやっていないと感じるのは、やってることに価値を見出せないからです。
価値ある行動と感じるのは、目標を持ってるかどうかで決まります。
目標を持つと今やってることに意味づけができるからです。
健康のために歩いているという目標があれば、歩いていることに価値があります。
ところが何の目標もなくただ歩いているだけなら疲れるだけですね。
「何かをやらなければ、このままで終わりたくない」
と思ってる人は、人生に目標がないからです。
目標は自分が決めるもので、どこからかやってくるものではありません。
目標といっても大上段に構えることはありません。
今やってることに意味づけができる程度でいいのです。
そんな意識で毎日を過ごしていると、やがて本当の目標が見えてきます。